レッスン:6/我が家の設計図で夢をふくらませる
◆じっくりとプランを練り上げる。

運良く理想に近い地域に出会えたとしても、即土地の購入や家探しに走ることは禁物。土地は逃げて行かないし、万一他人に売却されたとしても代わりの物件を探せばいいだけのことです。それより、まず田舎で暮らす理想の暮らしのプランをじっくりと作ることをお勧めします。

キッチンとドア続きの小さな野菜畑をこの辺に、三畳ぐらいの書斎兼昼寝用の部屋があったらいいな…… と夢をぐんぐん広げて、自分たちで勝手気侭に設計図を作ってみましょう。もちろん、目標とするライフスタイルと地域のイメージを重ね合わせることもお忘れなく。

この段階では専門家に任せないのが肝心です。建築費も建築基準も一切気にせず、アマチュアの無鉄砲さを発揮した我がままな図面を書いてみること。この夢を詰め込んだ一枚の設計図が、これからのシンボル・旗印! 挫折しかかった時の励みになります。

◆スクラップブックを創ってみる。

スクラップブックを創るのもいい方法ですね。日本や外国の建築・インテリア雑誌を掻き集めて、これだ!というイメージ写真を贅沢三昧に張り付けていきます。

ポイントは、カテゴリー分けを「遊ぶ」「食べる」「働く」「学ぶ」「交わる」といった、動詞にすること。

最終的には家造り専門家に相談するわけですから、リビングはフローリング、ウッドデッキも広くといったハードの仕様はプロに任せるのが合理的です。自分たちは、こんな場所でこういう暮しがしたいんだ、という暮らしのスクラップブックは、田舎暮らしの夢を紡いでくれるはずです。

◆夢を実現してくれる専門家をパートナーに。

次に重要なのは、こうして二人で創りあげた夢の設計図を、否定せず、理解してくれる建築家の存在です。設計だけでなく、夢の実現のためのアイディアを出してくれ、自ら「大工の棟梁」のように現場で直接施行に当るプロフェッショナル。

そして、建築家と友だちになりましょう。できれば一緒に酒を飲もう。わがままいっぱいの夢を遠慮なくぶっつけよう。そうすれば、理想の田舎暮しの住まいを手に入れるために、最大限の努力をしてくれるはずです。

レッスン6レッスン6
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